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【職種紹介】WEBデザイナーの仕事

 こんにちは、ネクシィーズグループ公式 採用note編集部です。

 今回は、ネクシィーズグループの子会社で、ネットショップ運営代行・ECコンサルティングを行っている株式会社ブランジスタソリューションのWEBデザイナーの仕事をご紹介します。

取材を受けさせていただいたのは、CS.さんです。
デザイン力も実績も豊富な方であり、仕事の魅力についてお話をいただきました。


概要

仕事の流れ(イベント特集ページの場合)

(1)依頼内容の確認

まずはディレクターから企画の内容を確認します。

その際、施策の目標(KPI)をしっかりと把握する必要があります。
例えば、アクセスを増やしたいのか、成果(CV)を上げたいのかなど、施策のゴールを確認します。もちろんエンドユーザーのターゲット層や属性、ページを表示させる媒体や設置箇所なども非常に重要です。これらの情報を正確に把握することで、最終的に店舗の売り上げを増やすために、目的に合わせたデザイン制作を行います。

目標を明確化することで、その施策の結果の良し悪しが把握でき、次の施策への判断基準として活用します。WEBデザイナーは常に売れるためのデザインが求められますので、ただ作るのではなく、WEBサイトの仕様を理解した上で、更に分かりやすく使いやすいプロダクトを設計し、ユーザー心理に寄り添ったUI/UXデザイン制作を行います。

(2)情報整理

WEBサイトを作る目的や要望等を確認をしたのち、次は制作に必要な情報を整理していきます。

  • キャンペーンの期間はいつまでか

  • ターゲットは誰か(年齢層や性別、職業など)

  • 訴求ポイントや目立たせたい要素は何か

  • 必ず載せないといけない情報は何か

  • 画像やテキストの素材はそろっているか

  • 足りない情報はないか

  • ページを表示させる媒体や設置箇所はどこか

  • 納期や時間配分等のスケジュール確認

などを含めて、あらかじめ情報を整理しています。

目的達成のために、どのようなユーザーに販売したいのか、どのようなアピールがユーザーの購買意欲を高め、クリックしてもらえるのかを考えます。そういった観点から、使用する写真や文言はこれで良いのか、もっと魅力的な表示方法があるのではないかと試行錯誤します。

(3)デザイン制作

目的と情報整理後、ここからがWEBデザイナーの見せどころです!
サイトのデザイン制作を行っていきますが、すぐに手を付けるわけではありません。デザイン制作は以下の手順にそって進めていきます。

1.参考探し

まずは手を動かす前に、参考となるイメージを探します。すぐにアイデアが思い浮かぶ場合は、そのままラフを進めていくこともありますが、新しいものを生み出すためには、アイデアを出し合います。

今回の特集ページでは、SALE期間に韓国コスメを限定販売します。商品のターゲット層は若い女性向けとなります。さらに、スマートフォンに最適なデザインで、季節やブランドイメージも考慮し、魅力的なレイアウトを作る必要がありました。その際、例えば「女性向け 韓国 デザイン」といった関連ワードで検索し、参考画像を複数探します。
情報や文字の見せ方、レイアウトやデザインの装飾など、注目すべきポイントは様々です。イメージが固まったら、ラフ作成を行います。

2.ラフ作成

頭の中で思い描いたイメージ(完成図)を大まかに形にしていきます。

具体的には、テキストと画像を実際に並べて見ながら、大きさの比率や配置を変えてみたり、並べた後に必要な情報の過不足がないかをチェックしたりします。
これによって、WEBページの制作に必要な構成要素を明確にすることができます。ただし、入れたい情報が全て収まらない場合もありますので、足し算引き算をしながら要素を決めていきます。

3.デザイン

ラフをもとにデザインしてブラッシュアップしていきます。
デザインと言っても、単に色を付けるだけではありません!デザインの雰囲気や視認性を重視した配色、訴求軸に沿った要素の強弱、見やすく読みやすい余白、アクセントになるあしらい、写真の加工や合成など、ビジュアルのクオリティを向上させていきます。
デザインの世界では、文言を少し変えてみたり、ボタンの色味を変えてみたりするだけでも劇的に成果が変わってきます。クリックされやすいボタンの大きさや信頼性を高める文言など、細部に至るまでこだわってデザインしていきます。

(4)お客様へ確認

デザインを作成した後、お客様に確認していただきます。
要望に対してしっかり形にできているか、追加の情報はないか、イメージは大丈夫かなど確認してもらいます。
そのまま進行することができますが、お客様のご意見によっては修正が必要となることもあります。

(5)コーディング

デザインしたものを画面上に表示させたり、動かしたりできるようにコンピュータに指示を出す作業を行います。
HTMLを用いてWebページのレイアウトの構成・画像の挿入・文字を表示させ、CSSを用いてWebページの背景色・文字フォント・画像サイズを変更してきます。
ユーザーが使用するPCやスマートフォン、タブレットなどの画面サイズに合わせたレスポンシブコーディングや、SEOを意識したコーディングも必要です。

(6)公開 

最終的にコーディングしたデータをサーバーにアップし、デバッグ確認を行って公開します。実際にお客様の目に触れるページですので、誤字脱字がないか、表示が崩れていないか入念に確認した上での本番公開となります。

(7)検証・分析

公開後、最終的に売り上げにつながったのか対象のページの検証・分析を行います。
アクセス数やクリック率、インプレッション数など様々なデータを確認します。これらのデータは次の施策に繋がる非常に重要なものです。
作って終わりではなく、分析をもとにUI/UXの改善・さらなる立案に繋げていきます。


入社して、まずやること

入社して約1カ月は、研修が実施されます。
この研修では、皆さんが社会人として成功するための心構えやお客様との接し方、そして当社の事業サービスについて学ぶ機会が提供されます。また、特にWEBデザイナーなどの技術職に関しては、現在のスキルレベルをチェックし、今後の仕事に最低限必要なスキルを習得するための時間も設けられます。この研修では、支店を超えた同期との交流もあるため、とても心強いです。
その後は徐々に、先輩社員の業務を引き継ぎながら、まずは簡単な更新業務やバナー作成などから始めていきます。

今後のキャリアについて

私の将来のキャリアの目標は、会社に貢献しながら、プロフェッショナルとして第一線で活躍することです。
私にデザインをお願いしたいと指名していただけるだけでなく、制作物にしっかりと意義と実績、そして成果が生まれるよう、デザインの価値をより高めたいと考えています。また、多くの後輩が入社するため、目指すべきリーダー像として福岡支店の拡大に貢献していきます。

みなさんに一言

社会人として最初の会社選びになります!切磋琢磨しあえる仲間に出会える環境、そして自分のキャリアに繋がる仕事をぜひ選択してみてくださいね!
就職活動を通してみなさんが大きく成長することを祈念しています。頑張ってください!


WEBデザイナーの仕事は、ただ作るだけではなく、情報整理や分析力も必要なんですね。なんかかっこいい!
CS.さん、ご協力ありがとうございました!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回もご期待ください。


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