【対談】漫画『DREAMS 近藤太香巳物語』の魅力と制作秘話に迫る!知られざるストーリーの裏側を徹底解剖!
こんにちは!NEYXZ.グループ公式 note編集部はるるんです。
今回は、NEXYZ.Groupの原点がわかる、マンガ「DREAMS-夢は大空へ、努力は足元へ-近藤太香巳物語」の魅力を語った対談記事をお届けします。
漫画を手掛けた株式会社LinkStoryから宮下さん、小里さん。この物語の主人公である近藤太香巳 代表、クリエイティブ課の浜田部長に制作の裏話や、ビジネス漫画のこれからについて聞きました。(以下敬称略)
どうぞご期待ください!
漫画はフィクション。DREAMSはノンフィクション。
浜田 代表は意外と漫画を読まれていると秘書から聞いてまして(笑)
よく読んでいる漫画とかありますか?
近藤 俺が一番読んだ漫画は、「サンクチュアリ」ですよ。
宮下・小里 相撲の?
近藤 違う違う、NETFLIXのサンクチュアリじゃないよ!
宮下・小里 じゃないやつですね。(笑)
近藤 タイトルがたまたま一緒なだけ!作者は池上遼一さんかな。
宮下・小里 池上遼一さんですね。結構、アウトローな感じ。
浜田 それ僕も読みました。ストーリーも映画のようで面白いし、絵に引き込まれる。
近藤 絶対読んでみて。めっちゃ言葉がいい。
宮下 後で買います!
浜田 話は変わりますが、漫画って基本フィクションじゃないですか。
宮下・小里 はい。
浜田 DREAMSは全部事実。ノンフィクションなんですよね。
宮下・小里 それがすごいですよね。
宮下 やっぱり漫画でいうと「キャラが立つ」って必要じゃないですか。出てくる方々全員キャラが立ってるんですよね。
近藤 普通じゃないよね(笑) 最初の社員採用は「不良」が入社してくるとこから始まるから。
宮下 本当なら不良はさすがに、落としますよね。これが映画ならシーンにはなりますが、本当のことですからね。
浜田 その不良が現在の副社長まで成りがったのは事実としてすごい話だし、当時の副社長はリアル不良だったし(笑)
近藤 確かに(笑)
宮下 DREAMS 第二章で登場されますが、実際に副社長と今、お会いしても全然わかんないですよね。元不良がNEXYZ.Groupの副社長だなんて!
”社長”って言ったら、通用しなかった。
浜田 19歳で起業したての頃、高松の事務所の写真を見つけて、当時は各自のデスクに役職を書いたプレートが置いてあったんですよね。
本来は「社長」なのに、「所長」になっていたんです。
10代の社長だと周りの大人におこがましいって思われるから「所長」にしたらしいんですね。
そこはDREAMSにも出てないですね。
近藤 あの時代はね、やっぱり社長って言っても、通用しなかった。10代で起業?そんな若造が社長かよって。
宮下 いつも近藤代表が講演でおっしゃっているように「若造」には、信頼・信用が大事。若い時に目上の大人から信用を得るというのは大事ですよね。
近藤 起業してからの10年は、いま思い出そうとしても記憶が飛んでる!(笑)それくらい、がむしゃらな毎日だった。先のことを考えるよりも
今が勝負!の連続だったな。
浜田 世界中で起きているあらゆる出来事は、誰かがテキスト化したり、ビジュアル化、映像化されないと歴史的にあったかなかったかわかんないですよね。DREAMSはほんとうに脚色されてない。いち企業の物語が、日本のビジネス史の1ページとしても読むことができるので、あの時、あの瞬間、日本で何が起きていたのかがすごく伝わると思います。
次の世代にこの話を残していく役目なんだ
宮下 僕は、近藤代表に出会って、この漫画化企画をぜひやらせてくださいって言いました。僕の役目が見えたんです。次の世代にこの話を残していく役目なんだと、勝手に思ったんですよ。
近藤 いや本当に感謝しているよ。あのときは宮下の熱意にやられて直感的に決めました(笑)何時間もインタビューされて、それが絵になっていくと、これは膨大な時間がかかっているぞとすぐわかりました。なんだこりゃ~!すげーぞ!オールカラーでスマホで読める。大手の出版社でもなかなかない。
浜田 だれでも過去の自分がやったことであっても、スラスラとは思い出せない。でも、代表の頭の中にはありますよね。代表と事実確認の原稿チェックしていると「そこ違う!」ってハッキリいうんです。よく覚えてるなぁ~と(笑)
代表は言葉も情景もよく記憶されてますよ。ディティールを詳しく漫画家に伝えられなかったら、さすがに描けないですよね。
DREAMSは、代表の記憶力の解像度に頼ってます。
ビジネスの裏側にあったことを漫画なら描ける
浜田 この企画がもちあがったときに、他社のビジネス漫画もいろいろ調べました。大企業でもあまり例がないんですよね。
ホンダの創業者、本田宗一郎さんの創業物語の漫画がWebサイトにあるんですけど。
浜田 もちろんホンダだからすごいことやってるし、史実としてもおもしろいんですが、自動車をつくる、売るというビジネスの裏側にあったことのリアリティが描けているかっていったら、本当のことはきっとその場にいた人しかわからない。DREAMSはそこを描けているところがすごいなと思う。会社概要や決算資料をみるより深く会社のことを理解できる。
近藤 やっぱ松下幸之助さん(現パナソニック創業者)も本田さんもすごいですけど、もう皆さん亡くなられている。
宮下 松下さんや本田さんの功績が現代にマッチしてるかというとまた違うし、DREAMSができているのは、代表が現役社長だからなんですよね。
それがすごいなと僕は思います。
宮下 何度もインタビューに参加していただいて、実際に描いている小里にも直接、身振り手振りも加えて話してくださって、こんな機会本当にないですから。
小里 僕も「少年ジャンプ」でやってきたので、いかにもビジネス漫画という見え方に引っ張られないように、エンタメとしても楽しめる漫画を意識して描いています。ビジネス漫画というジャンルに捉われない感じが読者に伝わればいいなと思いながらやってます。
近藤 俺がビジネスモデルとして伝えたい情報があったとしても、それは商売のにおいがしてしまう。読者がつまらないと思ったら、それまでだからね。講演やインタビューで、孫社長の出会いや会社の苦難ことも話してきた。TV局がつくった再現ドラマもあったけど、臨場感や心の動きはDREAMSが一番現実に近い。
※会社の苦難(第6章 逆風)/孫社長の出会い(第8章 新大陸)、をご覧ください。
漫画として面白いかどうかだけが大事。
小里 どうしてもやっぱりこれ削ってもいいのかな、みたいなシーンはありますか?
近藤 テレビと同じ。面白いものを使う。面白くないものは使わなくていい。だって誰が見るって視聴者が見るんだから。読者が見るんだから。こっちの自己満足でも、おもろかったら使って欲しい。面白く見せるためにはどうしたらいいかってこともあるかもしれんけど、面白くなかったら使わなくていいわけ。もちろん、本当のことだけしか伝えたくないし。
小里 そこは自信持ってやらせていただきます。
宮下 いや、これはやりすぎたみたいなのがあったら怒ってください。
近藤 全然大丈夫!本当にやりすぎでもなく、そこを盛ってほしいとかも一コマもないよ!
小里 いつもこれ怒られるかもなと思って描いてます。
これはちょっと、近藤代表の(印象を)落としてしまうんじゃないかなと。。
近藤 落としてもいい。
小里 やっぱよく描かなきゃいけないって思いつつ、でもここはでもちょっと落とした方がいいと思い、でもこれを削ると平坦になる。入れる話が増えることがあって、浜田さんが「やばい」とか言うだろうと、いつも悩んでいます。
近藤 俺を落としてるとかは、まったく気を遣わなくていいよ。思い切り筆を走らせてほしい。
小里 ありがとうございます。
近藤 漫画として面白いかどうかだけが大事。漫画として光るために落とすもあり。ブレーキかけなくていいよ。
ビジネス漫画の可能性
近藤 ものすごい心を込めて、やってくれているので、俺からすればもう本当に心から感謝です。
この感覚を経営者仲間にも伝えたいんだよね。日本の漫画文化、表現力は世界が注目するほどのすごい力がある。映画化されるコンテンツも原作は漫画という作品がものすごく増えたよね。
AppleやFacebookは、ハリウッドでも映画化された。まず人を魅了するドラマチックな波乱万丈がそもそもないと物語にならない。
このビジネス漫画というジャンルには、会社のPRや採用にも使えるし、新入社員は過去の社歴を学ぶためにも使える。会社の成功や苦難を漫画化することは、社員にとっても社員のご家族や、もちろんユーザーや取引企業の皆さんにとってもこれ以上の教科書はないよ。
宮下 そういっていただけると嬉しいです。
小里 漫画家 冥利につきます!
近藤 魅せるところを君たちはちゃんとわかっている。本人がいうんだから間違いない!(笑)
宮下・小里 ありがとうございます。11章まできましたが、これからも頑張ります。
近藤 これからも頼むよ!期待してます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか。
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